住宅の寿命を延ばすコツとは?~定期的なメンテナンスで大切な住まいを長持ちさせましょう!~
こんにちは。サードブレインです。
住宅は、家族の暮らしを支える大切な資産です。しかし、どんなに丈夫な家でも、紫外線・雨風・湿気・気温の変化などの影響を毎日受けているため、少しずつ劣化が進んでいきます。“まだ新しいから大丈夫”“特に不具合はないから心配ない”と思っていても、見えない部分で劣化が進んでいるケースは少なくありません。住宅を長持ちさせる秘訣は、壊れてから修理するのではなく、定期的に点検・メンテナンスを行うことです。健康診断と同じように住宅も定期的に点検をして、故障や傷みがあれば早めに修理することが、住宅の寿命を延ばし資産価値を下げないことにつながります。また、大きな修繕を未然に防ぎ、結果として修繕費用を抑えることにもつながります。
今回は、住宅を長く快適に保つためのポイントと、便利な“住宅メンテナンスチェックリスト”をご紹介します。

1.住宅の平均寿命はどのくらい?
どんな住宅でも、一度建てればいつまでも住み続けられるというわけではありません。形あるものはいつか壊れ、例外なく寿命がきます。一般的に木造住宅の平均寿命は30~80年ほど、鉄骨造は30~60年ほど、鉄筋コンクリート造は40~90年以上とされています。どの年数もずいぶん開きがありますが、この違いはどこから出てくるのでしょうか?
それは、設計・住み方・日頃のメンテナンスをしているかどうか、の違いです。30年しかもたないと言われている木造住宅でも、住みながらきちんとメンテナンスをして木材が傷まないように心がけていれば、80年あるいはそれ以上住み続けられるのです。

2.住宅の寿命を延ばすポイント
では、具体的にどのようなメンテナンスが必要なのでしょうか?
外壁の状態を確認する・・・外壁は、雨・風・紫外線から住宅を守る重要な役割を担っています。外壁にひび割れがある・塗装が色あせている・手で触ると白い粉が付く(チョーキング現象)・コケやカビが発生している・シーリング(目地)が割れている、などといった症状が見られたら、点検や補修を検討しましょう。一般的に、外壁塗装は10~15年ごとが目安とされています。
屋根のメンテナンス・・・屋根は住宅の中でも最も劣化しやすい場所です。瓦のズレ・スレートの割れ・金属屋根のサビ・雨漏りの跡、などがないか確認しましょう。高所作業は危険を伴うため自分で屋根に上ることは避け、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
雨どいの掃除・・・雨どいに落ち葉やゴミが詰まると雨水が正常に流れず、外壁や基礎部分へ水がかかる原因になります。特に秋や台風の後は、一度確認しておくと安心です。
室内の換気を心がける・・・湿気が多い環境では、カビ・ダニ・木材の腐食が発生しやすくなります。浴室・キッチン・洗面所などは換気扇を活用し、天気の良い日は窓を開けて空気を入れ替えましょう。
水回りの定期点検・・・キッチン・トイレ・洗面所・浴室は毎日使用するため、劣化しやすい場所です。水漏れはないか・排水の流れは悪くないか・コーキングが剥がれていないか・蛇口から水がポタポタ漏れていないか、などを点検します。早めの修理が大きなトラブルを防ぎます。
フローリング・・・表面の剥がれ・踏んだ時のたわみ・異音は貼り替えのサインです。定期的にワックスがけを行っておくと、傷みを防ぎ美しさも保てます。
床下のシロアリチェック・・・建物の基礎(コンクリートの部分)に不自然な土の道(蟻道)がないかチェックします。水漏れがあったり床下の土が湿っていれば要注意です。専門業者に依頼して細かいところまで点検してもらい、必要に応じて薬剤を散布するなどの対策をします。

3.住宅メンテナンスチェックリスト
印刷して使えるようにチェック欄付きでまとめましたので、ぜひご活用ください。
毎月チェック
□ 室内の換気を行っている
□ キッチン・浴室・洗面所・トイレの水漏れがない
□ 排水口を掃除した
□ 給湯器から異音がしない
□ エアコンフィルターを掃除した
半年ごとのチェック
□ 外壁にひび割れがない
□ コケやカビが発生していない
□ 雨どいが詰まっていない
□ ベランダ排水口を掃除した
□ 窓や玄関の開閉に異常がない
□ シーリングに割れがない
年に1回チェック
□ 床下収納を開けて湿気や異臭を確認した
□ 天井にシミがない
□ 基礎部分に大きなひび割れがない
□ 庭木が外壁や屋根に接触していない
□ 火災報知器の作動確認をした
□ 給湯器・換気設備を点検した
5~10年ごとのチェック
□ シーリングの打ち替えを検討した
□ 防蟻(シロアリ)点検を実施した
□ 防水工事の状態を確認した
□ バルコニー防水を点検した
10~15年ごとのチェック
□ 外壁塗装を検討した
□ 屋根の点検を実施した
□ 雨どいの交換が必要か確認した
□ 給湯器・設備機器の交換時期を確認した

住宅は、小さな異変に早く気付くことで、大きな修繕を防ぐことができます。異変に気付くためには、まずはこまめな掃除です! 日頃の掃除は清潔を保つだけでなく、傷みや不具合の早期発見につながります。また、定期的にチェックリストを活用して気になる点があれば早めに専門業者へ相談することが、住まいを長持ちさせる一番の近道です。


